フリーランスがセルフブランディングするには、まず、市場や競合の現状をチェックし、それに対して自分の価値は何かということを見極める必要があります。自分の強みは何かをはっきりさせてそれをアピールできるようにします。

セルフブランディングの具体的な方法としては、名刺を利用するという方法があります。会社に所属していないフリーランスは、自分の名刺に自由に肩書を記載できます。自分の強みや顧客に持ってほしいイメージを肩書にすることもできます。

Webサイトやブログ記事も活用できます。自分の経歴の他に、自分の信念、これからの方向性などについても書くことができます。また、これまでに扱った案件で、公開しても支障がないものであれば、紹介できます。YouTubeなどで、IT関係の情報を発信したり、自分の作品を紹介することもできます。

Twitter やFacebookなどのSNSもセルフブランディングに活用できるツールです。SNSは他の人と簡単に交流できるというメリットがあります。コメントのやり取りも気軽にできるので、自分の考えや強みを伝えやすいです。エンジニアを必要としている多くの企業が、SNSで発信された情報に注目しているということを考えても、ぜひ、活用したいツールです。ただし、炎上しないように、批判や過激な表現などは避けるようにしましょう。

自分の価値を知ってもらうために、最初は、無料や安い単価で仕事を引き受けるという方法もあります。自分の強みが、相手の課題解決に非常に有効だということを実感してもらえ、セルフブランディングにつながります。